新しいツールを入れる前に、既存サービスの「おまけ機能」を試してみませんか?

「こんな機能があれば便利なのに……」と感じたとき、すぐに新しいツールを探し始めてはいないでしょうか。

実は、すでに使っているサービスに「おまけ機能」として似た機能が備わっていることは、意外と少なくありません。まずは今使っているツールの機能を確認してみると、新たなサービスの導入や追加費用なしに課題を解決できることがあります。

今回は、実際に役立てた「既存サービスのおまけ機能」を2つご紹介します。

おまけ機能の活用例

おまけ機能の活用例のイメージ図

1. OneDriveの「ファイル要求」——ファイル回収の手間を減らす

撮影データや提出書類など、複数の相手からまとめてファイルを集めたいとき、どのようにしていますか?

メール添付でお願いすると、届くタイミングがバラバラだったり、大容量ファイルが送れなかったりと手間がかかりがちです。

Microsoft 365に含まれるOneDriveには、「ファイル要求」という機能があります。専用のURLを発行して相手に送るだけで、相手はOneDriveのアカウントがなくてもファイルをアップロードできます。受け取ったファイルは自分のOneDriveに自動で保存されます。ギガファイル便などの外部サービスを使わなくても、すでに使っているOneDriveで同じことができます。

操作手順(※記事執筆時点の操作方法です。UIは変更される場合があります)

  1. OneDriveをブラウザで開き、ファイルを受け取りたいフォルダを選択
  2. 上部メニューまたは右クリックから「ファイルの要求」を選択
  3. 件名(例:「撮影データの提出」)を入力して「次へ」
  4. 発行されたURLをコピーして相手に共有

2. BacklogのWebDAV——ファイルサーバのように使える

Backlogをプロジェクト管理ツールとして使っている方は多いですが、ファイルのやり取りはどうしていますか?メール添付やDropboxなど別のサービスを使っている場合、実はBacklogだけで完結できるかもしれません。

BacklogにはWebDAVという機能があり、エクスプローラー(WindowsのフォルダのようなUI)から直接ファイルを操作できます。クライアントや外部メンバーとのファイルやり取りを、Backlog内のファイル領域でまとめて管理できるため、別途ファイル共有サービスを用意しなくて済みます。図面作成システムの開発案件でクライアントに紹介したところ、「こんな使い方ができるとは知らなかった」と喜んでいただいた経験があります。

操作手順(※記事執筆時点の操作方法です。UIは変更される場合があります)

  1. Backlogのメニューから「ファイル」を選択
  2. 右カラム下部に表示されている「エクスプローラーやファインダーから以下のURLで共有フォルダに直接アクセスできます」のURLをコピー
  3. Windowsの場合:エクスプローラーの「PC」→「ネットワークドライブの割り当て」でURLを入力し、BacklogのIDとパスワードで認証
  4. 以降はエクスプローラーから通常のフォルダと同様に操作できる

おまけ機能を試すメリット・注意点

おまけ機能を試すメリット・注意点のイメージ図

メリット

  • 新しいサービスの契約・設定・学習コストがかからない
  • 「とりあえず試す」のハードルが低い
  • 使い慣れたツールなので、チームへの定着が早い

注意点

  • おまけ機能はあくまで「簡易版」です。用途が本格的になれば専用ツールが向いています
  • 容量・ユーザー数・通知設定など、機能の制限は事前に確認しましょう
  • チームのアカウント状況(全員が使えるか)も確認が必要です

まとめ

まとめのイメージ図

新しいツールを探す前に、「今使っているサービスに似た機能はないか?」と少し立ち止まってみてください。意外なところに、十分使えるおまけ機能が隠れていることがあります。

試してみて物足りなければ、そのときに本格ツールを検討すれば十分です。まずは今あるもので動いてみるという姿勢が、ツール費用と導入の手間を抑える近道になります。

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